千里堂治療院のスタッフブログ(鍼灸指圧マッサージ整体)
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鍼灸適応疾患【胃炎】
皆さんは胃炎と聞くと、原因としては何をイメージされますか?
暴飲暴食?
アルコールのとりすぎ?
ストレス?

上記のものはどれも正解です。
他にも、
・喫煙
・寝不足
・カフェインのとりすぎ
・食事の栄養のアンバランス
・薬の副作用
と、日頃の生活習慣がダイレクトに伝わるのが胃です。

日常で起こる負担が胃の荒れにつながり、やがて急性胃炎となり、溝落ちがキリキリ痛んだり、食欲不振になったり、吐き気をもよおしたりします。
慢性胃炎に関しては、ヘリコバクターピロリ菌感染によるものとしても、最近では有名です。

また神経性胃炎と言われるものもあり、これは長期間のストレスが原因です。
なんと日本人の4人に1人が発症したことがあるとも言われています。
現代のストレス社会の中で、皆さんも一度は経験したことがあるかもしれませんね。

東洋医学のツボは約360個あり、胃に関するツボはとても多いです。
足のスネにある足三里というツボも、よくテレビや本で取り上げられていますね。

胃のツボに鍼や灸で刺激をしていくのはもちろん、千里堂では身体全体を診させていただく総合的な治療で、自律神経をしっかりと整え、心も身体もスッキリさせていきます。

胃炎の予防法で「ストレスを溜めないように」とありますが、わかっていてもなかなか難しいですね。
そんなときには鍼灸治療を思い出して頼ってみてください。
あなたの心身にとって、とても良いメンテナンスになりますように。
鍼灸適応疾患【腰痛】
「腰痛」
漢字が表しているように腰は「体の要」。
体幹の中心部分に痛みが出るのはとても辛いことです。
痛みによりうつうつとした気分になってしまうこともあるでしょう。

今では肩こりや膝痛などとともに国民病といっても過言ではない腰痛ですが、痛みの原因が特定できるのはわずか約15%だと言われており、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎圧迫骨折などがこれに該当します。
残りの85%は原因の特定が難しい腰痛になりますが、原因が無いわけではなく、筋肉の使い過ぎ(筋肉痛)・同じ姿勢を長時間続けた・冷え・ぎっくり腰・運動不足・ストレス・不眠等が腰痛につながるケースが考えられます。
また、複数の要因が重なっていることもあるのが原因を特定しにくい理由かもしれません。

ただ、温める(急性期や熱感がある場合を除く)、ストレッチをする、腹筋や背筋をつける、ストレスを溜めないなどで痛みの緩和につながることはあります。
体を冷やさず、適度な運動をしリラックスすることは、腰痛に対するセルフケアとして大事な点です。

そして自身でケアするのが難しい凝り固まった筋肉をほぐす、乱れた自律神経を整える、これらに対して鍼灸での全身治療をお勧めしています。
現在の辛い症状の改善に少しでも鍼灸治療でのお手伝いができればと思います。
鍼灸適応疾患【痛風】
「風が吹いても痛い」くらいに激痛を伴う、「痛風」。

昔は「贅沢病」とも呼ばれていましたが、近年食生活の欧米化など、生活スタイルの変化に伴い、誰しもが起こる可能性がある疾患となりました。
多発するのは中年以降の男性というイメージがありますが、閉経後の女性もなる場合があります。
また、食生活の変化以外にもストレスの増加も関与しており、発症年齢は若年化傾向に。

痛風は、プリン体の過剰摂取、生成、排泄不全により体内に尿酸が過多となり、関節に溜まってそれが結晶化し、炎症して腫れや痛みを生じます。
部位としては足の親指の付け根であることが特徴です。
またこれ以外にも足の甲や膝関節、肩関節、手関節に痛みが出ることもあります。

そして痛風は一時的なものとは言えないのがなんとも怖いところ。
発作と鎮静を繰り返す傾向にあり、そのうち症状が悪化して関節の腫れがひどくなってしまう他に、腎機能の低下で排泄不全に陥ったり、腎臓や尿管に結石が溜まって腰や背中に激痛が生じたり・・・決してあなどれない病気なのです。

まずは生活習慣の改善をしていただき、その上で鍼灸治療において鎮痛効果を生み出していきましょう。
肝機能や腎機能を悪化させないよう、体質改善も図ります。
このような内臓の働きには自律神経が関与しており、この自律神経の乱れを整えることを鍼灸は得意としています。
リラックス効果も生まれやすいので、痛風の症状を和らげながらも、身体全体、さらには精神面もすっきりさせてみてはいかがでしょうか。


鍼灸適応疾患【風邪】
「風邪は万病のもと」
風邪は私たちにとって一番身近な病気かもしれませんね。
しかし、軽視してはいけません。
風邪がきっかけになって他のあらゆる病気を引き起こす可能性もあるからです。

ふと周りを見てみると、しょっちゅう風邪をひいている人もいれば全然ひかない人もいて、かなり個人差は見られます。
体質の違いもありますが、大事なのは「免疫力」を上げること!

まだまだ新型コロナウイルス感染の話題で持ちきりの毎日が続いていますが、風邪も病原体は80~90%がウイルスと言われています。
ウイルスに負けない身体づくりが大切なことだと改めて実感しています。

日常生活においてご自身で行う予防は、徹底化されていますね。
外出時のマスク着用、こまめな手洗い。
咳エチケットで言えば、咳1回で約10万個、くしゃみ1回で約200万個のウイルスが放出され、咳は2メートル先、くしゃみは3メートル先まで飛散します。
ウイルスが付着する機会が多くなる人混みはなるべく避けましょう。

免疫力を高めるポイントとして、適度な運動をすることも言われています。
まさに今、お家でできるエクササイズがいろいろ取り上げられていますね。
原理としては、運動することによって免疫細胞が作られる骨髄への血流量が増えて、免疫力が上がるというものです。
ただし、激しすぎる運動は筋肉組織にダメージが与えられ、そこに免疫細胞が集中してしまうので、ウイルスや細菌を撃退する本来の働きが低下します。
なので頑張りすぎず、適度で良いのです。

そして鍼灸も、風邪をひきやすい体質を改善させる手強いサポーターです。
自己免疫力、自然治癒力を高める効果があるので、風邪に限らずとも、鍼灸治療を続けている方からは「最近身体の調子が良い」「今までなにかと体調が良くない日々が続いてたのに最近は気にならない」という声もよく聞きます。

コロナ疲れが出てきた今だからこそ、鍼灸治療をおススメします!!

鍼灸適応疾患【ちくのう】
「鼻」の症状にお悩みの方。
特にちくのうは多い疾患かもしれません。

ちくのう(蓄膿)は慢性副鼻腔炎とも呼ばれています。
副鼻腔は、鼻筋の両側から上側に目尻、眉の上までの空洞と、下側に頬骨あたりまで空洞になっている部分、合計8ヶ所あり(イラスト参照)、鼻腔(鼻の入り口)とつながっています。
この副鼻腔に膿が溜まってしまうのが、ちくのうという病気です。

原因は風邪や花粉、喘息などのアレルギー、カビ等と言われており、鼻腔で炎症を起こしてそれが長引くことによって膿が溜まってしまいます。

症状としては、
・酷い鼻詰まりで息苦しい
・鼻をかんでもかみきれない
・どろっとした黄色い鼻水が出る
・頭が痛い、重い
・鼻汁が喉の方に垂れてねばねばする
・鼻の周り、目、歯が痛くなる
・嫌な臭いを感じる
等があります。

病院で診断を受けたあとの治療としては、薬の処方、膿の吸引、薬を鼻腔内に吸入、ひどいときは手術の手段も。

鍼灸で鼻の症状が改善するとはあまり聞かないかもしれません。
ですが、実はしっかりと適応疾患なのです。
手術をせずに良くなるなら、それに越したことはないですよね。

ストレスや疲れがたまってくると、顔周りの血流が下がり免疫力まで低下してしまうので、ちくのうが発症しやすくなります。
鍼灸で顔周りの血流をアップさせ免疫力を上げることで、症状の改善を図っていきます。

できることなら手術は避けて、少しでも身体にとって優しい治療で症状を治したい。
そんなときに、鍼灸治療を視野に入れていただけると幸いです。


鍼灸適応疾患【貧血】
「立ちくらみがよく起こる」
「常にだるい感じがする」
「すぐに息が切れてしまう」
「病院に行くほどではないんだけど…」

日頃生活をする上で、貧血の自覚症状があるけど「いつものこと」とそのままにしている方は多いと思います。
貧血は軽視されがちですが、放っておくと実は危険です。
症状が悪化すると、嚥下障害や記憶力低下、心筋梗塞など、深刻な病気を引き起こしてしまう可能性も高まるのです。

貧血が起こる原因は様々ありますが、90%以上は体内の鉄が不足する「鉄欠乏性貧血」と言われています。
これは、血液中の正常な赤血球が少なくなるために、体内で酸素を運ぶ能力が低下してしまうものです。

貧血になることで身体のいたるところで酸素不足が起こります。
例えば、失神、立ちくらみ、めまいなどは、脳が酸素不足になっているときに出る症状。
だるい、疲れやすい、肩こりなどは、筋肉の酸素不足。
息切れ、動悸、胸痛などは、心臓の酸素不足が起こっているのかもしれません。
他にも、爪が薄く剥がれやすく反り返ったり、口角が切れやすくなったり、髪や肌がぱさぱさになったり。
酸素が欠乏してくると、身体のいたるところに症状が出てきます。

このように、貧血は身体が低酸素の状態となっているので、心臓がより多くの血液を循環させなければと、オーバーワークになりがちに。
その結果、脳や心臓に負担がかかり、最初に述べた危険な状態に陥ることがあるのです。
「ただの貧血」と甘く見ては行けません。

鉄分補給のための食材やレシピも多く紹介されています。
貧血予防のために、まずは正しい食事から入らなければいけませんね。

実は鍼灸も貧血に効果があること、知っていましたか?
鍼灸は血液の巡りを良くするというのは耳にしますが、「増血作用」もあります。
しかも貧血と直接の関連がある赤血球の増加だけでなく、血液凝固時間の短縮や白血球、血小板の数も増えることが実証されています。
つまり「止血作用」や、「免疫力向上」にも鍼灸は役立つのです。

貧血に負けない身体づくりのために、鍼灸を取り入れてみてはいかがでしょうか。
鍼灸適応疾患【神経痛】
神経痛という大きな枠組みの中にも、三叉神経痛、肋間神経痛、坐骨神経痛など、多くの種類の神経痛が存在します。
1番よく耳にするのは坐骨神経痛かもしれません。

坐骨神経はお尻、大腿後面、下腿外側および後、足の外側と走行している、人体で最も太い神経と言われています。
この神経が障害されると、筋肉の痛み、痺れ、感覚が鈍くなる、力が入らないなど、様々な症状が現れますが、人によって症状の出方も違います。

そんな中でも共通して言えるのは、その症状が出ることによって、日常生活の質が落ちてしまうこと。
「毎朝起き上がるタイミングで…」
「ずっと座っていられず仕事に支障が…」
「身体を思うように動かせない…」
精神へのストレスも溜まっていく一方です。

西洋医学では鎮痛薬、内服薬の処方や牽引療法などがありますが、なかなか改善の兆しが見えなく途方に暮れてしまうことも多いようです。
だからと言って鎮痛薬を毎度飲み続けるのも胃に負担がかかってきてしまうので、なるべく避けたいですよね。

そんなときに東洋医学を利用してみるのもひとつの大きな手段です。
痛みや痺れを緩和させるのは鍼灸の得意分野の1つでもあります。

また、薬だと気になる副作用も、鍼灸ではその心配はいりません。
一時的なダルさなどは出ることもありますが、症状が改善するための身体の好転反応といえるからです。

冷えからくる神経痛もあるので、そういった場合はお灸がとても効果的です。
温熱刺激で血液循環を良くして、筋肉の緊張をほどき、神経の圧迫を取り除いていきます。

神経痛に悩む日々から少しでも早く解消されますように、是非ご相談ください。


鍼灸適応疾患【めまい】
めまいはなったその人しかわからない、なんとも言い表せない恐怖を感じるものです。
めまいには、立ち上がったときにくらっとするもの、周囲がグルグル回っているように感じるもの、様々な症状の種類があります。
種類がある分、考えられる原因もやはり様々。

めまいの症状を抱えている人は、とにかくそれが一体いつ起こるかわからず、常に不安を感じながらの生活になりがちで、つらく気分が塞ぎ込んでしまいますよね。

西洋医学的治療をまずは受診されるかと思いますが、原因がなんともはっきりせず、すっきりと症状が改善されないケースもあります。

また、筋肉の凝りによる血液循環の悪さや、自律神経の乱れからくるめまいなどもあり、そのような原因が考えられる場合は、西洋医学の薬物療法よりも、鍼灸治療で身体全体を整えたほうが効果的なことがあります。

また、めまいは耳の中にある平衡感覚の機能に何らかの乱れがあると起こりやすいと言われていますが、鍼灸治療にはこの平衡感覚を正常化することが期待されています。

そして発症している人に共通して、緊張や疲れにより首や肩周りがパンパンに張っています。

千里堂では全身の身体の様子を見て、張り感が強いところを見つけ、マッサージはもちらん、それだけでは届かない深部にまで、鍼とお灸でその人その人に見合った刺激量でアプローチしていきます。
こうして硬く凝り固まった筋肉を柔軟にすることで、しっかりと脳まで血流を行き渡らせるのです。

鍼灸の適切な刺激量により、交感神経が高ぶっていた緊張状態は、副交感神経優位にすることができ鎮静させ、緊張を解きほぐし、術後リラックス状態をもたらすこともできます。

鍼灸治療を重ねて、少しづつ着実にめまいの症状を落ち着かせると共に、心身の不調からも解放される日が来るよう、ぜひ私たちにサポートさせてください。


鍼灸適応疾患【糖尿病】
「糖尿病=生活習慣病」として、今や広く認知されるようになりました。
予備軍の人も含め、悩まれてる方が多くいるのではないかと思います。

ここで糖尿病の種類についてまず紹介すると、

●1型糖尿病
若年層に見られ、膵臓のインスリン(血糖を下げる働きがあるホルモン)を出す細胞が壊されてしまう病。

●2型糖尿病
中高年に多く見られ、糖尿病患者の95%がこの型である。
運動不足、食べ過ぎなどの生活習慣、ストレスが原因で血糖が正常より多くなる病。

と、この2つに分かれており、1型、2型では治療法も全く異なってきます。
今回は2型糖尿病を主に説明していきます。

症状としては喉の渇きや多尿、体重減少などがありますが、さほど症状が出ないので油断しやすく、放っておくと将来、失明、腎不全、血流悪化による手足の切断など、恐ろしい合併症を引き起こす、まさにサイレントキラーです。
手遅れにならないうちに、早期に食い止めることがポイントになってきます。
糖尿病の場合、まずは医療機関での治療を受けていることを前提とし、食事療法、運動療法を行った上で、プラスアルファとして鍼灸治療を取り入れることを推奨します。

鍼灸治療は、人間が本来持っている自然治癒力を引き出しますが、それに関連して、血糖値やインスリンの状態も正常に近づけることができると考えられています。
糖尿病にならないためにも、また糖尿病を悪化させないためにも、予防医学として大いに利用されることをお勧めします。
鍼灸適応疾患【疲れ目】
先日の投稿で、目に関連したツボを取り上げました。
今回はそれに関連して、鍼灸の適応疾患である「疲れ目」をテーマにしていきたいと思います。

自粛期間が続き、在宅ワークで小さなパソコンを使わざるを得ない状況だったり、スマホを使う機会が多くなったり、読書をすることが増えた方もいらっしゃるでしょう。
このように日常で目をいつの間にか酷使しており、疲労感が溜まっている方は多いと思います。

ここで疲れ目の仕組みを少し紹介します。

私たちは物を見るときに水晶体と呼ばれるカメラのレンズのようなものを調整してピントを合わせています。
この水晶体を調整するのが毛様体筋という筋肉で、水晶体を引っ張ったり緩めたりしています。
長時間近くのものをじっと見ていたりすると毛様体筋はずっと緊張している状態になり、いわゆる筋疲労が起こってしまうのです。

さらに目を使う作業中に休憩をとらなかったり睡眠不足だったりすると、目を構成している細胞に必要な栄養や酸素が不足しがちになります。
そうすると細胞の代謝が低下して、疲労回復しづらくなるという悪循環に陥ってしまい、さらに厄介になります。

市販で売られているような目薬で一時的にすっきりしても、なかなか疲れ目自体は改善されないこともあるでしょう。
そんなときに鍼灸治療が効果を発揮することがあります。
毛様体筋を緩めたり、血流を良くして乱れた自律神経を整えたりして、施術後は「視界がクリアになりました」という声をよく聞きます。

目を酷使すると、同時に首や肩周りも凝ってくることでしょう。
鍼灸治療や、ご自身での目周りのツボ押しケアを取り入れて、疲れ目解消を試みてみるのもいいかもしれません。

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